株式会社翔味に『V-Manage』を導入
属人性を排除し、全スタッフが同じクオリティで動ける「誰でもできる」組織づくりを目指す

株式会社インフォマート(代表取締役社長:中島 健)は、グループ会社である株式会社Restartz(リスターツ)が提供する飲食店オペレーション効率化サービス「V-Manage(ブイマネージ)」が、「麺屋 翔」を展開する株式会社翔味(本社:東京都新宿区、代表取締役:大橋 望)に採用されたことをお知らせします。

株式会社翔味では、店舗数が広がる中で、属人性の高いオペレーションからの脱却と、現場社員の戦略立案時間確保という課題を解決するため、「V-Manage」の導入を決定しました。

株式会社翔味

会社概要

会社名
株式会社翔味
本社所在地
東京都新宿区
事業内容
ラーメン店「麺屋 翔」(西新宿本店、麺屋翔みなと、麺屋翔みそ処、麺屋翔札幌店など)の運営
公式サイト
https://menya-sho.co.jp/

導入の背景:ベテラン社員への依存と多店舗展開の壁

同社は、各店舗で異なる専門的なラーメンを提供する独自の戦略で成長を続けていますが、その成長を加速させる上で、組織的な課題に直面していました。

  • 属人性の高さと組織づくりの壁:業務が特定の社員やアルバイトのスキルに依存しており、「誰でも」マニュアルを見て動ける組織になっていない。これが多店舗展開を横に広げていく際の大きな壁となっていました
  • 社員の業務負荷と教育コストの増大:東京の店舗では社員がオペレーション業務に「重たく」入り込んでしまい、本来時間を割くべき戦略策定に時間を確保できていない。加えて、新人教育にかかる社員の時間的コストが著しく大きいことが負担になっていました
  • 教育・品質維持の不安定さ:やるべきことややり方に関する準備はしているものの、現場で活用が継続できず、品質や衛生管理(HACCPを含む)のチェックが不安定でした

「V-Manage」採用の決め手:業務の明文化とアルバイトの即戦力化への期待

「V-Manage」は、誰でも同じクオリティで業務ができる組織の実現、そして社員が戦略に集中できる体制への移行を可能にするツールとして採用が決定しました。

  • 業務の「明文化」と「再現性」の担保:

    「何時に何をやる、どうやる」というタスクとマニュアルを紐づけ、V-Manageを見れば誰でも同じクオリティで業務を遂行できる環境の構築に期待

  • 評価制度とのデータ連携:

    V-Manageが取得する「タスクの実施量」や「習熟度データ(チェックシート運用)」を、今後構築を目指す評価制度とリンクさせ、社員・アルバイトのモチベーションと成長を促進する基盤とする

  • 電子化による現場定着:

    過去に運用が途絶えてしまった紙ベースのチェックシートやマニュアルを電子化し、タブレット運用とすることで、抜け漏れのない衛生管理業務を定着させる

今後の展望:人材育成の基盤を強化し、持続的な店舗展開へ

株式会社翔味は、V-Manageの導入により、今後の店舗運営と人材育成の基盤を強化し、さらなる飛躍を目指します。

  • 「全員何でもできるチーム」の実現:

    社員・アルバイトの垣根なく、全スタッフが業務を遂行できる「誰でもできる」チーム体制を構築し、店舗運営の安定化を図ります

  • 社員業務の段階的移管:

    社員が担っているオペレーション業務を順次アルバイトに委譲し、社員が経営的な数字に関わる戦略立案に集中できる時間(戦略時間)を創出

  • 札幌店でのモデル確立と横展開:

    札幌店でV-Manageを活用した「アルバイトが回せる店舗」のモデルを確立し、その成功モデルを東京を含む他店舗へ本部登録機能を使ってスムーズに横展開を目指します

お客様からのコメント

株式会社翔味 代表取締役 大橋 望 様

私たちが今ぶつかっている壁は、組織の『属人性』が強いことです。横に店を広げていくためにも、誰でもマニュアルを見て動かせる組織を早急に作る必要がありました。

V-Manage導入の最大の期待は、この属人性を排除し、アルバイトだけでも同じクオリティで店を回せる体制を構築することです。

また、将来的には V-Manageで可視化される『タスクの実施データ』を、より公平で明確な評価制度に組み込み、社員・アルバイト全員が成長し、経営意識を持って動けるチームを作っていきたいと考えています。