「マネージャーの生産性向上と、店舗における業務の標準化」
一家ダイニングプロジェクトが描く未来とは

東京・千葉・埼玉・神奈川を中心に「屋台屋 博多劇場」「大衆ジンギスカン酒場ラムちゃん」「にのや」などの飲食店ブランドや、ブライダル事業「The Place of Tokyo」などを展開する株式会社一家ダイニングプロジェクト様。お客様と仲間を「家族」のように大切にする文化を掲げ、「日本一のおもてなし集団」を目指されています。今回は、同社がインフォマートのマネジメントサービス「V-Manage」の導入に至った背景から、今後の展望までを伺いました。

株式会社一家ダイニングプロジェクト

会社概要

会社名
株式会社一家ダイニングプロジェクト
本社所在地
千葉県市川市
設立
1997年10月
事業内容
・飲食事業「屋台屋 博多劇場」「大衆ジンギスカン酒場 ラムちゃん」「にのや」など)
・ブライダル事業(「The Place of Tokyo」など)
公式サイト
https://ikkadining.co.jp/

Q:V-Manage導入を検討された背景についてお聞かせください。

店舗が増えるにつれて、マネジメント業務が複雑化し、非効率さを感じていました。これまでは、重要な指示や報告が埋もれてしまったり、後から探すのが大変だったりと、情報の整理が追いつかない状態でした。特に、チャットツールでのやり取りが多い中、特定の臨時タスクの完了状況を追うのが難しいという課題がありました。また、各店舗の運営が店長の力量に依存してしまい、品質にばらつきが出ることも課題でした。新人教育も「なんとなく」で進んでしまうことが多く、マネージャーが本来時間を割くべきマネジメント業務に集中できない状況が続いていました。

Q:V-Manageを導入された目的は何だったのでしょうか?

導入の目的は、マネージャーの生産性を高めることと、店舗における業務の実行度合いを標準化することです。V-Manageを使えば、日々の業務をタスクとして可視化し、本部から全店舗へ一括で指示を出すことができます。これにより、どの店舗でも同じ品質のオペレーションが実現できると確信しました。例えば、衛生管理や店舗の開け作業といった業務を写真付きのチェック項目にすることで、マニュアルがなくても誰でも同じレベルで業務を回せるようにしたいと考えています。

「単なる業務効率化ツールというだけでなく、『V-Manageがあれば、中間管理職は必要なくなるかもしれない』と期待しています。組織構造そのものを最適化してくれるツールだと感じています」

Q:V-Manageを通じてどのような変化を期待されていますか?

まずは、マネージャーの業務負担を大きく減らしたいと考えています。V-Manageのタスク管理機能を使えば、各店舗の状況が一目でわかるようになり、これまで一つひとつ確認していた作業が不要になります。これにより、マネージャーが本来の業務に集中できるようになり、現在はアシスタントマネージャー1人あたり3店舗が担当できる体制ですが、今後はこれを4店舗に拡大していきたいと考えています。将来的には、さらにその上のエリアマネージャーが1人で16店舗を管轄できるような、生産性の高い組織を目指したいです。

そして、将来的にはV-Manageに蓄積されるデータを活用して、公平な評価制度を構築したいと考えています。タスクの実施率や完了状況といったデータを基に、スタッフ一人ひとりの貢献度を正当に評価できる仕組みができれば、モチベーション向上にも繋がります。

「人に依存しない、安定した店舗運営」を実現するため、V-Manageがその基盤となってくれることを期待しています。